バウンサーとハイローチェアどちらにする?

バウンサーとハイローチェアの比較

ネット上を見ているとハイローチェアを検討中の方の中にバウンサーとどちらにするかと悩まれている方をよく見ます。
まずはバウンサーとはどのようなものなのか?解説します。

 

バウンサーとは

ベビーバウンサーとは自然な揺らぎを出すことができるベビーチェア。ベット状にもなる遊具のこと。
ママにだっこされているような安心感を体感できるゆりかごのようなイメージです。
前後に揺れるタイプや軽く跳ねるような感覚のタイプもあります。
ママの目が届く場所で赤ちゃんをお座りやねんねさせておくのに便利です。
どのモデルの小ぶりで畳むとコンパクトになるのも特徴です。

 

バウンサーがどのようなものなのか代表的なブランドと人気モデルをご紹介します。

 

ベビービョルン

 

↑画像:ベビービョルン ベビーシッターバランス メッシュエアー

 

ベビービョルンはバウンサーのなかでは最も人気のあるスウェーデン発のブランド。
前後にゆったりと大きく揺れるバウンドは赤ちゃんの運動機能と平衡感覚を養います。
シート部分の立体裁断は人間工学に基づき生理学的にも適切なデザインです。
とてもシンプルな作りで折りたたむととてもコンパクトに。
コンパクトで持ち運びが楽なため、活躍の場はいろいろ。
お風呂上りの体を拭くときや離乳食をあげるとき、リビングでくつろぎながら遊ぶ時なと多岐にわたります。

 

 

フィッシャープライス

 

↑画像:フィッシャープライス インファント・トドラー・ロッカー

 

フィッシャープライスはカラフルで元気のあるかわいい外観が魅力。ベビーラックとロッキングチェアを兼ねるスリーウエイタイプのバウンサーがメインです。
新生児期はフルリクライニングで簡易ベッドに。
首がすわってきたら背もたれをあげて補助スタンドを解除すればゆりかごへと変身。頭上にあるかわいいおもちゃで遊べます。
そして幼児期になったらロッキングチェアして楽しくお座りすることもできます。

 

 

バウンサーは2タイプ

バウンサーは大きく分けて2タイプあります。
前途でご紹介いたしましたベビービョルン型とフィッシャープライス型。

 

シンプルなベビービョルン型に比べてフィッシャープライスタイプは多機能型になります。
簡易ベッドになったり、ゆりかごとして利用できたり、乳児期にはロッキングチェアへとマルチな活躍で利用の幅が広がります。

 

この2タイプに共通しているのは、一時的に利用する簡易ベッドであること、赤ちゃん自身の動きに合わせて自然な揺れを作り出すことです。

 

バウンサーの形状はどれも似たような感じですがテーブルがついていたり、おもちゃがついていたりとメーカーにより若干の違いがあります。
どんな製品があるかは以下のリンクにてご確認ください。

 


ハイローチェアとバウンサーの違い

バウンサーの一番人気はベビービョルンの製品。ブランド力とシンプルな機能と外観は、これぞバウンサーともいえるお手本のような製品です。

 

しかしながらフィッシャープライス型のほうが機能面は多岐にわたり、ハイローチェアと重なる部分もいくつかあります。

 

では多機能型のバウンサーとハイローチェアにはどのような違いがあるのでしょうか。

 

ハイローチェアは高さ調整が可能なのが最大のメリット。
室内で利用するものとはいえ、床面付近で利用するとほこりの飛散や寒さが気になるところ。
これらを回避するには高い位置での利用が効果的です。

 

そして、頑丈な作りになっており、利便性はもちろんですが赤ちゃんを保護することを優先して作られています。
ハイローチェアの売りであるスイング機能は後付けの機能で製品機能の優先順位としては低いのです。
それらを総合してみると、ハイローチェアは安全を担保する製品であるといえます。

 

対してバウンサーは簡素な作りとなっており、安全・安心を優先するより、バウンドする遊具としての要素が高いです。

 

重なる部分は多いですが、両品ともに製品化する際の出発点が違うような気がします。

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